今回は短編百合アンソロジーの魅力について書いていこうと思う。
百合アンソロジーそれは一つの本に複数の作者が書いているものだ。
百合漫画で次に何を読んでみようかと思うときに、百合アンソロジーを読むのが最適だと思っている。そのことや百合アンソロジーの魅力をお伝えできればと思う。
百合アンソロジーの魅力
百合アンソロジーの魅力、それは様々な作家さんの作品を見れることだ。
いろんな作家のいろんな作品を読める。アンソロジーによってはまちまちだが、描くテーマがあるものがあり、例えばパルフェはおねロリアンソロジーであったりする。
一つのテーマに沿っていろんな作品を読むことができて、これまで読んできた作家さんの違う面や知らない作家さん作品を知ることができる。自分は漫画のタッチとかで読んでみるか判断する側面もあるので、アンソロジーで好きなタッチの先生などはその人の作品を買ってみようということになることも多い。
また、百合アンソロジーは短編なので読みやすく、主人公たちの関係を何巻にも渡ってドギマギするわけでもないので、簡単に百合作品について触れるのにも最適である。
なので、百合漫画を読み始めたばっかの人や興味がある人も百合アンソロジー本で好きな作家を見つけて入ってみるのも大いにアリだと思う。
というわけで百合アンソロジーの魅力について書いてきたわけだが、これからは2つぐらい百合アンソロジー本を紹介していこう。
エクレア rouge
百合アンソロジーの人気作エクレアシリーズの最新作。
参加作家:
天野しゅにんた(私の世界を構成する塵のような何か。)
伊藤ハチ(ご主人様と獣耳の少女メル)
カボちゃ(エクレア)
缶乃(あの娘にキスと白百合を)
北尾タキ(エクレア)
桐山はるか(百合姫読み切り)
古鉢るか(はなにあらし)
唯野影吉(エクレア)
仲谷鳰(やがて君になる)
平尾アウリ(推しが武道館いってくれたら死ぬ)
ヒロイチ(艦隊これくしょん-艦これ- 止まり木の鎮守府)
文尾文(私は君を泣かせたい)
むっしゅ(ふりだしにおちる!)
森島明子(半熟女子・ユリ熊嵐)
結川カズノ(エクレア1~3)
自分はやがて君になるの仲谷鳰先生がいたので買ってみたのですが、他にもいい作品が本当に一杯でどれも読んでほしい。特に、結川カズノ先生の作品が本当に良い。幼少期に親が子供の人間関係を縛ったりすることとそれに対する反発、そして卒業の際に大事なことに気づくエモさ、それらを短編の中にキレイに落としこんでいて最高です。
無論仲谷鳰先生の作品はSF作品できれいな伏線が張られた作品で素晴らしいです。
乗っている作家さんの数も多いので、好きな作家さんを探してみるのにもおすすめです。
パルフェ おねロリ百合アンソロジー
前述したようにおねロリ百合アンソロジー。お姉さんとロリっ子の関係性を描いた様々な短編が詰まっている。全体的にロリっ子がとても愛らしく微笑ましい作品が多い。以下に参加作家さんをあげようと思うので、好きな作家さんが一人でもいるのなら読んでみることをおすすめする。
参加作家:伊藤ハチ/なもり/竹宮ジン/野中友/irua/竹嶋えく/嵩乃朔/焔すばる/いちごイチエ/黄井ぴかち/玉崎たま/香川悠作
さてこの中で自分が好きな作品を一つあげようと思う。
自分が読んでて好きだったのは、嵩乃朔の「姫騎士と使い魔」という作品。
迷ってしまった使い魔のロリっ子を姫騎士が探すお話。短い中で世界観が伝わるし、二人の関係性が一瞬で伝わってくるので、短編としてすごく読みやすい。また猫耳やしっぽのある使い魔もめちゃくちゃ可愛いくて最高です。
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