街角のつながり まちカドまぞく感想

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アニメ

さて今日は今アニメもやっているまちカドまぞくという漫画の話。

これも例に漏れず 、評判が良くって元々気になっていたのだけれど、アニメ化が発表されたので、アニメで始めたみたような人間になりたくない、その前に漫画読んじゃおうという邪な気持ちで読んだらドハマりした。そんな作品です。

というわけでまず、まちカドまぞくの概要をを引用で紹介しましょう。

架空の町「多魔市」を舞台に、突然まぞく(魔族)の力に目覚めた闇の一族の末裔である吉田優子(シャミ子)が、闇の一族の始祖であるリリスに使命を与えられ、光の一族の末裔である魔法少女の千代田桃に勝つためにあらゆるつてを使い勝負を挑む奮闘記であり、シャミ子と桃の二人を中心とした日常生活を描くファンタジー系コメディ4コマ漫画。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%81%BE%E3%81%A1%E3%82%AB%E3%83%89%E3%81%BE%E3%81%9E%E3%81%8F

まんがタイムきらら作品の4コマ漫画であるまちカドまぞくですが、4コマ漫画としての魅力があふれる作品になっています。次からはどんなところが魅力なのかをいくつかの要素に分けて書いていこうと思う。

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シャミ子と桃の関係性

まずは主人公のまぞくのシャドウミストレス優子ことシャミ子と魔法少女である千代田桃の関係性がいい。

闇のまぞくであるシャミ子と魔法少女である桃は戦わなきゃいけない敵対関係。そんな建前とは裏腹に二人の関係性はライバル関係を超えた信頼とか友情とかそういうものがいろいろ詰まったものになっていく。

最初はライバル??的な関係を構築しようとするシャミ子なのだが、桃は割とシャミ子のことが好きでみたいな捩じれた形になり、そこからいろんなところで共闘したりいろいろなことを乗り越えた二人の完全にお互いに信頼してる関係性がたまらない。特に漫画5巻最後のシャミ子と桃のやり取りはあんまりにも良かったので何回も読んでしまっている。本当に漫画5巻進んできた積み重ねが出ているシーンなんだ…!

巻を追うごとにいろんな登場キャラクターが増えていくのだけど、この二人の関係性という軸がぶれないので、話の筋が通っていて読みやすくなっているわけですね。

伏線回収の小気味よさ

まちカドまぞくのもうひとつの魅力は、各巻ごとの伏線回収の気持ちよさがある。

各巻ごとに終盤大きな問題を解決することが多いのがカドまぞくの特徴なのだが、その際に日常のやり取りででてきた物やことだったりが、きれいに収束していく。

4コママンガの面白さはありつつ、物語もしっかり進み、パンパンと伏線も回収していくのを大変見事で、とても気持ちがいい。前半にギャグとして機能していた設定が後半のシリアスなところで効いてきたりする。なのでマンガ一巻ごとの満足度が大変高い。

いろんな想いを受け継いで

ここからはアニメ化しそうな部分よりも先のことを話すので軽くネタバレ気味になってしまうかもしれない。

自分がもう一つ魅力的だと思うのはシャミ子も桃もいろんな人の優しい想いを受け、それを受け継いだ存在になっていたということだと思う。

特にストーリーの中で桃の姉 桜が登場するのだが、桜が二人に与えた影響は計り知れない。桜のやってきたことを知っていきながら、シャミ子も桃も町を守るという役割を二人で全うしようとしているのがすごく胸にくる。誰かの想いを受け継いでみんなのために奮闘する女の子に弱いので…。

しかも町のみんなの幸せのために頑張っているのだから泣いちゃう。

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最後に

簡単にまちカドまぞくの魅力について書いてきたわけだけど、アニメが終わったらアニメから入ったひとも原作マンガを読んでもらいたいなって思って書いた記事でした。

アニメも勿論原作の魅力を引き出してさらに発展させていてめちゃくちゃいいです。だけどこのペースだとアニメ化される部分も二巻ぐらいまで。私としては3巻の話がとっても好きなので原作も読んでほしいわけです。

というわけでいかがだったでしょうかね…? こんなブログは読まなくていいので、まちカドまぞくの原作を是非読んでほしい。そういうお話でした。

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