平成30年度刀使ノ巫女学会参加報告書

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アニメ

 2018年12月29日土曜日、浅草橋にて刀使ノ巫女学会なるものが開催された。一応私も刀使ノ巫女について日々考えたりする身、行くしかないというわけで参加してまいりました。

 登壇者は本渡楓さん・大西沙織さん・シリーズ構成、脚本の高橋龍也さん・サプライズ登壇の松田利冴さんといった方々。学会では大西さんが司会、その他の方々がパネラーという形式で話が進みます。

 オープニングはパネラーの一人本渡楓氏の研究発表。「可奈美と姫和の(胸囲)に関する運動と食べ物の関係」に対する研究。胸部の発達に必要な要素から作中の二人の食べてるものを追いかけていくという内容でした。可奈美の成長具合をスライドで追っていくのは、成長を実感できて面白かったですね。いちいち途中に入る大西さんのツッコミが最高でした。

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一般学会員の発表

 オープニングのあとはそれぞれの学会員からの発表。まぁ全部取り上げるのもアレなので、印象に残ったり、いくつか自分の私見とかがあるのとか、拾ってみようかと思います。

 1つ目、 美奈都さんの刀の持ち替えについて 。2つの意見がありましたね。一つは荒魂が人に取り付く時代のもので可奈美には「守る剣」であってほしいというもの。もう一つは利き手でないほうで手加減しているというもの。どちらも可奈美に対する親としても思いが籠もってて素敵な考察だなぁと思います。

 これにはまた違う持論がございまして、刀を持ち変えることで刀身の当たるリーチが変わってくるからではないかと思うのです。右手で剣を持つと剣は短めに持つことになり、左手で持つと柄の下の方を掴むので長く持つことになります。そういう風に刀身の長さの感覚を狂わせることで相手に優位に立つっていう戦い方をしてるんじゃないかなぁと思うわけです。ほらFateのセイバーだって風で刀身隠して戦い辛いって言われてるし、BLEACHの京楽さんがスターク相手に右手、左手に持ち替えながら、リーチの差を生かしてるシーンあるでしょ。

 そんな戦法ですがやっぱり人に向けた戦法なんですよね。荒魂に対してはそんなことしても意味ないので、そうなると前述の方みたいに「守る剣」をして欲しいという母の願いとは違ってくるのかなぁと思うわけです。

 さて次はつぶこ氏の刀使ノ巫女楽曲学会の発表。ずっと前から刀使ノ巫女の楽曲歌詞がエモいなぁと思っていたわけですが、実際に該当箇所の曲を聴きながら、歌詞をみるのは格別でしたね。特にLast Regretからの Shining Double Starは卑怯。ちゃんと星になれたやんっていうのに深々と頷いてしまった。

 とまぁ学会発表を聞いていたわけですが、いきなり大西さんが自分の名前を呼ぶわけですよ。いやサプライズで利冴さんが呼ばれたときにまさかと思ったんですよね。だってトンチキな私は松田さん発表されてないのにイベント用に薫についての考察を送りつけたいたので。ただ本当にHN呼ばれますと体はビクってなるわ、なんだか脳内がバグって思考停止してしまいました。しかし読まれた本文は自分のもの。現状に納得するしかありません。イベントで自分が送ったのが読まれるの初めてなので、この体験は後生死ぬまで大事にしましょうねえ。

 学会って発表内容とかってオープンなイメージあるので送ったメール置いときますね。このメールから更に考察が発展することを望みます。


イベントでも学会メールを募集するとのことでしたので、自分も一つの考察を発表したいと思います。

 今回私が考えたのは「どうして薫はみんなで部屋に集まったときに地べたに座らないのか」ということです。18話の沙耶香のお誕生日パーティーのときは沙耶香がベットに座り、薫が椅子に座っていましたが、他のみんなは地べたに座っていましたし、22話のシーンでも薫がベッドに座り、それ以外はみんな地べたに座っていました。

 どうして薫は地べたに座らないのでしょうか。それは彼女の御刀の祢々切丸があまりにも長いので、地べたに座った状態だと祢々切丸をうまく支えられないからだと思います。

 どこかに座って祢々切丸を肩で支えたりしないとコンパクトに祢々切丸を置いていおけず、お刀を持っているときは常に腰掛けて休む必要があるのです。そのような習慣が薫には身についているので、御刀を持っていないとときも、薫は無意識的にどこかに腰掛けるようになっているのだと考えました。

毎回アニメを見てると薫が横になっているか座っているかが多いなぁとふと疑問に思ったので自分なりに考えてみました。他にもこのことについて別の意見とかがあれば、いろいろ聞いてみたいなと思います。

パネラーのみなさんが本当にいろんな意見が出てて楽しかったですね。座高を気にしてるとか目線が高いほうがいいとか。自分にはない話が聞けて本当に良かったです。

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最後に

 終始学会で内容が進行したとじらじ歓談編。いやあんまり聞かない類のイベントですが成立してたところが刀使ノ巫女の異様さと凄さだなと思う一日でした。いや余興編も楽しかったのですが、歓談編に刀使ノ巫女の真髄があったなって気がします。

 そして学会のみなさんのメールのレベルも高くてすごいなぁと思うのです。自分が読まれたのって奇跡的に利冴さんがサプライズで出たときに、薫の考察送りつけてたってだけだろうし…。もっと深さのある考察の必要…。

 というわけでこういう楽しいイベントがまたあったらいいなぁと思うのです。その時も頑張ってチケット取るぞ。今日一日の楽しさを忘れたくなくて、今日のうちに感想を書いたわけでございました。そうそう大西さんにHN呼ばれるのは今回ぐらいだろうし、この思い出は忘れんでおこうね。

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