冴えない彼女の育て方Fine 感想

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アニメ

今回は冴えカノの劇場版見てきた感想。

冴えカノに関しては、大の丸戸ファンの友人に勧められて、WA2にクソハマりしていた私はアニメ版を見始めたクチでございます。そうしたらまぁ思った通りにハマってしまったわけで、原作も最後まで友人から借りて読んだのでした。そんなわけで劇場版に関してはかなり待ちに待ったという感じ。原作も読んだ状態だったので、あの結構長い話をどうまとめるのかってところも気になりつつ見に行ってきたわけです。

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劇場版でまとめられたストーリー

原作で二期から完結までは結構な分量があるわけですが、二時間の劇場枠に収めるのにどうするんだと思ったわけです。大まかに内容を三つに分けると、①倫也と恵の恋愛・②詩羽、英梨々のフィールズクロニクルのヘルプ、③blessing softwareでのゲーム制作になると思います。

その三つの中でこの劇場版では①の倫也と恵の恋愛に振っていました。ということでそれ以外の作品作りのところは細かいところが描かれない感じでしたね。なので、倫也と恵のイチャイチャをしっかり描かれています。

ただ、ほかの部分のところもきれいにまとめてあり、読んで一年たった自分のこんな話だったなぁっていう感覚にすごく近いです。

なので劇場版としてはかなりうまくまとめられているのは間違いない。

小説を読んだ時との感覚の違い

一つ劇場版で思ったのが、こう小説との視点との違いが印象的だった。原作読んでいるときは倫也の視点にも立てるので、恵とのイチャイチャに関しても楽しく読めていたわけです。対して映画になるとこう俯瞰視点になると言いますか、やっぱりこう二人の関係性に入っていけないなって感じがすごいんですよね。

そういうことなので、こう恵に対してはちょっと遠くにいってしまったな感があります…。

原作で恵が一番好きだったので、こうなんとも言えない気持ちになったわけですね……。

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澤村・スペンサー・英梨々さん

 逆に、この劇場版で一番心惹かれたキャラクターが英梨々だったかなと。

 やっぱり倫也に対してはずっと強がってるのに裏じゃあんだけ泣いてるってのがねぇ。救われてほしいような気持ちになったり、でもクリエイターとしては成功してるわけで…。どっちを取るみたいになってるのが悲しかったり。こう複雑な気持ちが渦巻きながら、彼女が幸せであってほしいなぁと思ったりしたわけです。

 結局メイン三人の中で唯一ルート的なものが存在しないので、何かで補完してくれえって気持ちが強い。

最後に

かなり待ちわびた劇場版。ぶっちゃけ見る前からどんな感じになるかは想像できてたので、こう予想した期待値をちょっと超えてくれるそんな作品でした。

やっぱり魅力的なヒロインが自由に動きまくってくれてるのを見られるのは原作好きな人間的には幸せなことなのです。

いやぁでも一緒に見た彼女いる友人が終わった直後に呟いた「いやぁこんな純粋な恋愛できんわww」みたいな言葉でいろんな意味でダメージを受けてしまったのが一番この映画でしんどかったことかもしれない…

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