百合漫画感想記 徒然日和 3巻

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マンガ

 久しぶりにこのシリーズです。あんまり漫画について書いてなかったからかな。とにかく好きだった徒然日和が完結したんで今回はそれについて書いていこうかと思います。結局3巻ともレビューした感じになりますね。

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徒然日和 3巻

 完結巻となるこの3巻。季節としては2巻と同じ夏になります。今回は夏休みに入ったので全体的にお休みのお話になってます。

 最終巻ということもあって主人公の小春と真冬の関係性にある程度進展していきつつ、日常も展開されていってるいつもの徒然日和です。

 その中でも特筆すべきは17話「すいか風味」でしょうか。この話はすいかを縁側で食べたりしてるなかで、気づいたらキスする展開なのが最高。室内から二人を障子に映る影で見せるコマがホントに素晴らしくて何回も読んでしまいます。

 そして連載だと最後になった話は4人で一緒に七椰と実里の部屋でいつもと同じように遊んでいるというのが徒然日和を象徴していて良かったなと。最後の最後まで日常の描写を丹念にやることで、このキャラクターの実在感が強まってくるので、漫画世界に入っていきやすいんですよね。いつか自分が過ごした夏と地続きな気がするというか。そういうものは徒然日和の3巻ともに通じてあってそういうところが大好きだったんだなぁと思った次第です。

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最後に

3巻で完結した徒然日和ですが、できれば秋・冬と彼女たちの生活が続いていくのを見たかったなっていうのが正直なところです。もっといろんな季節を過ごす彼女たちを見ていたかったな。

それでも3巻でも不足なくきっちり完結していますし最高なのでオススメです。

 

 

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