【ネタバレ感想】アベンジャーズエンドゲームを見てきて

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映画

今回はアベンジャーズエンドゲームの感想戦です。

 いや自分はこれまでMCU作品をアベンジャーズから入ってそこから遡って追いかけた人間なのですが、いよいよエンドゲームということで見てきたわけです。前作インフィニティウォーがあまりにも悲しい引きだったわけですが、やっぱりこの作品が本当に良くって、久しぶりに映画館で号泣してしまったわけです。というわけでエンドゲームについてネタバレガンガンしながら書いていきます。

 まず、最初に話しておきたいのですが、私はキャプテンアメリカが好きです。私のの周りの人はシビルウォーの時にキャップありえねぇって言われ続けて大変ムカついていたのですが、今回のエンドゲームでキャップが大活躍していてほんとに良かったのです。

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諦めずに自由と正義を守るヒーロー ~キャプテンアメリカ

キャップの何が好きなのかっていうと、ヒーローとして戦うためのその矜持をこれまでの作品の中で葛藤しながらも持ち続けているっていうことなんですよね。ウィンターソルジャーだと正しく自由であるため自分のいた組織と戦い、シビル・ウォーでは組織の指図で正しくない行いができないことを危惧してトニーと仲たがいをします。そう、ずっと自分より弱い誰かを守れるよう、自由に生きていけるように戦い続けているんですよね。そしてキャップが持っている力って自分の向上した身体能力と戦闘技術のみ、トニーのようにお金を持っていないからこそ、その身一つで守れるものを守る。そういう姿勢がすごく好きなんです。

何度でも立ち上がるヒーロー

 キャプテンアメリカといえばまだ力を得ていないもやしっ子の時でも、何度も諦めずに正しさのために戦う存在でした。そして これまでの作品のなか何度倒れても一人立ち上がり、戦ってきのをずっと見てきています。

 そしてこのエンドゲームでもサノスの大軍の前に一人でもまた立ち上がります。これまで以上に絶望的な状況のなかそれでも立ち上がるキャップ。その瞬間サムの無線が入り、いろんなところから援軍がドクターストレンジの魔術によって各地から援軍が駆け付けます。

 これが本当に感動的で、ブラックパンサーがでてきた瞬間に泣け出してきてしまって、号泣してしまったんですよね。彼がある種孤独に立ち上がってきたのが認められたようで、そしてこの十年間でアベンジャーズが育んできた縁が画面いっぱいに広がってて本当にダメでした。そして Avengers assemble!っとキャップが号令するシーンは目に涙が溜まっててなんだか上手く画面が見れなくて、大事なアクションシーンがずっとぼやけてた…。

ムジョルニアを持つキャップ

 そして今作の目玉といえば、高潔な心の持ち主しか持つことができないムジョルニアをキャップが持って戦うということ。ヴィヴラニウムの盾とムジョルニアをどちらも持って戦うキャップが見れて本当に良かった。

サノスの思想が行きつくところ

 さて、これまでキャップファン目線のお話ばかりしていたので、それ以外のところま話そうかと。

 この作品でIWのサノスの思想が明確に否定されているということがとても良かった。それはアベンジャーズがタイムトラベルでサノスの指パッチンを無効化しようとしたことに対してサノスが半分にするのでは足りなかったということが印象的。半分にするのでは、残された人が新しい世界を受け入れられなくなる。ゆえに全部滅ぼしてあらたな生命を作って新しい世界に適応させねばならないと至ったのです。

 そうサノスの思想を突き詰めるとウルトロンのように全滅させるしかないという考えにいたってしまう。だからアベンジャーズは戦うしかないし、やはり受け入れられないのだ。

 この描写があるからこそ、サノスのヴィラン感は強まるし、アベンジャーズが戦う正当性がしっかり生まれた気がした。

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最後に

 これまである一面からの話ばかりでしたが、トニースタークの話としても本当に良かった。いやもう本当にこれまでの十年の重みがどっしりと詰まっていて、多分一回だけだと拾えてない要素が多い気がする。

 個人的にはタイムトラベルものって理論的に考察しようとするとどうでもいいぐらいに精緻に考えなきゃいけないみたいになって嫌なのだけど、今作はある種割り切ってみれたので、あまり考えこまずに済んでよかったなぁとも思う

というわけで、いろいろ書いてきましたが、2019年に生きていてアベンジャーズを見てなかったのか?って後世でずっと言われる作品だと思います。それぐらい十年間の集大成となっていた作品です。というか映画のシリーズで十年間リブートもなって本当に奇跡。そんな奇跡をぜひ劇場で見るのはいかがでしょうか。

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