【感想】新・オタク経済 を読んで

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今回は原田曜平著の新・オタク経済 三兆円市場の地殻大変動を読んだのでそのことについて書こうと思います。

というわけでまず、この本の論旨について。簡単に言うと近年のオタク層の広がりが、市場の増大を招いているということ、そしてそのオタク層が広がりにしたがっていろいろな分化をしていることが語られます。その分化については主に4種類で分けていて、リア充オタク・隠れオタク・イタオタ・ガチオタに分けています。そしてそのあとはその四種類のオタクの説明、若者たちによる座談会が展開されます。

というわけで全体の流れはこんな感じ。経済がどうのこうの言ってるけどぶっちゃけその辺は区分けした属性からなんとなく考えている程度のものなのであんまり面白いないようではないかと。

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それでは諸々の感想をば。まずオタク層が広がっているのは同意。一昔前に比べると増えているのは間違いない。リア充オタクが存在しているのもなんとなく分かる。あんまり見たことないけど、いるんでしょうねって感じ。

ただ、基本的な姿勢が既存のオタク観とは現状が違っているということの主張が主なので、おしゃれなオタク?がクローズアップされている印象。その辺を大分持ち上げている感じでした。出てくる人も学歴高かったり、大手企業に勤めていたりしててなんだかなぁとい思ってしまう。

座談会も筆者の身近の若者が対象ということで、とっても話の中身がリアルになってくる。刊行されたのが2015年ということでその辺の時期を感じる内容になってきてます。いろいろリアルっぽい話が聞ける。身近にないリア充オタクの話があって新鮮かつちょっといやな気持になる。

というわけでこの本をまとめるとこんな感じになってしまいました。なんというか読んだあとの備忘録っぽい感じで読んでもらえるとありがたい。

これからもこんな感じで読んだ本もまとめようかと思います。

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