今日は新谷良子さんのライブに行ってきた話を書こうかと思います。
多分言語化してしまうと、言葉にはできない何かのニュアンスがなくなってしまう面もあるけど、それでも何かを残しておきたくて。多分全然ライブの感想になりえていないのかもしれないのだけど、まぁそれはそれで。
今回のライブはりょーこさんの15周年ライブ。PBBメンバーも各々の馴れ初めエピソードを話していたけど、自分がりょーこさんの楽曲に出会ったのはいつだろう。たぶん2010年ぐらい。そしてライブに初めて行ったのは2013年のVOYAGEだった。ずいぶんな新参者である。ひだまりと絶望先生が好きで、時間がかかったけどなんだかたどり着いた、そんな感じだったと思う。
そんな始まりから今や2018年。そんなに長くはないと思いながら、なんだかんだファーストコンタクトから8年。その間ずっとりょーこさんの曲が好きだったのは間違いないし、曲のおかげで何度も前を向けたし、楽しい気持ちになった。特にBloming lineは一番しんどいときによく聞いてて、すごく支えれたし頑張れた。
そんな曲の解釈なんて個人が勝手に仮託するものだと思うのだけど、ライブに行くと全然違う感じ方をする瞬間がある。こういう瞬間に出会うとやっぱりライブは生で参加しなきゃなぁって思うのだけど、今回はOverがこれまでとは全然違う響き方がしていた気がしている。VOYAGEのとき、この曲は倒れそうな中で明日に向けていく印象だったのだけど、今回は15年分の自信とともに前に進んでいる気がして「間違えなんかじゃないって信じてる」ってフレーズがライブが終わってもずっと残っている。
MC中の「信頼と自信」の話といい「Best Wishes!」制作の話といい、りょーこさんやPBBメンバーも王国民を信頼しているのが端々で伝わってくるライブで本当に幸せなことだと思ったし、多分Overにはその要素がバシバシ入っていた曲だったんだと思う。だからOverがアンコール前最後だったのは納得って感じで本当に良かった。
今後20周年も30周年になったときも「間違えなんかじゃないって信じ」ていられるようにずっとずーーーーっと応援していたいな。そう思っているのです。
なんだかちょっとエモい方面の話ばかりなったのだけど、もちろんライブはめちゃくちゃ楽しかった。もう体がバキバキになるくらいには飛んだし、頭を振った。全身でりょーこさんのライブを楽しんだ。でもめちゃくちゃ楽しかった記憶の中の、楽しかっただけじゃない何かを少し残しておきたかった。そんなつもりでここに書いてみる。前もその前のライブも今はめちゃくちゃ楽しかったって記憶しか残ってないから。
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