【感想】Fate/stay night [Heven’s Feel] Ⅱ.lost butterfly を見てきました

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 今回はFate HFを見てきたのでそのことについて書いていこうかと思います。まぁもうネタバレとか気にせず書くので、見たくない人はお気をつけくださいませ。

 HFの第二章ですが、これが期待していたのをはるかに上回る作品でした。予想を超えるサーヴァント戦に予想を超えるオリジナル要素・そしてPC版の大事な要素の継承ってところが本当に良くて、いやもう一回見に行きたいし、円盤も買いたい。いやfateのヒロインだと間桐桜さんが一番好きなので本当に良かった。

ということで以下雑記的な感想です。

最高のサーヴァント戦

 一つ目はサーヴァント戦です。とくにセイバーオルタとバーサーカーの戦闘シーンはもう本当に過剰な戦闘って感じで良かったです。バーサーカーを殺すために毎回宝具の出力が上がっている描写やバーサーカーの立ち上がる姿には本当に感動したし、あそこまでぬるぬるアクションシーンが続くのはもう多幸感がありました。アベンジャーズの戦闘シーン以上の最高な空間でした。アニメの戦闘シーン史に残るんだろうなって思います。

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劇場版のオリジナルシーンと省略の技法

 今回はゲーム版におけるかなり多くの分量を消化した感じがありましたが、内容の不足を感じることはありませんでした。これにはかなり文章の部分を映像にうまく落とし込んで省略したり、オリジナル要素を入れることでうまく伝えています。まず省略の技法においては、士郎と桜の日常のシーンを大事な部分だけ会話劇にして、それ以外を会話せずに日常シーンの一幕を垣間見させているかのようにすることで平和な日常を短時間で表現してます。そしてこのことで後半の堕ちゆく展開への落差がしっかりとついていて原作のプレイ感にとても近いです。

 そしてよかったのはオリジナルシーン。特に藤村大河がでてくるオリジナルシーンが良くて普段の大河には見れない大人として桜を諭すシーンは桜の心情変化をうまく表現できているし、イリヤスフィールへの切嗣に対する感情の変化のきっかけとなっていて、すごくわかりやすくHF原作の内容を補完しわかりやすくしていました。

 1章からおもっていることですが、映像としてHFを届けるためにどうすればいいかが考え抜かれていて、しかも原作の要素から全く逸脱しないようにオリジナルの表現をいれており、本当にHFが好きな人が作ったんだなってことがわかって本当にうれしい。

PC版から受け継がれしもの

 やっぱりHFはPC版の士郎と桜の交わりのシーンは他のルートのそれに比べて重要度が高いし、その存在がヒロインの過去に結び付くものでやっぱり外せないと思うわけですが、劇場版にあたってそのシーンをちゃんと存在させることで本当にHFが描いていたことを過不足なく描いてくれていました。

 ヘブンズフィールは一人の女の子を好きになって、男の子が理想を捨てて守るお話だと思うんです。だから二人の関係性がはっきりかわるシーンがどうしても必要なんですよね。劇場版でもキャラクターの心の変化が丹念に描かれていて本当に良かった。

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最後に

 いやもう書いてきたことですが、本当にHFが映画化されたのが今回で良かった。すごく映像化が難しいと思う話だけど、すごくリッチな作画でHFに理解しかない監督が手掛けた今回の作品は、本当に全力でHFを描き切るんだっていう作者の猛烈なモチベーションを感じるものでした。1章から1年ちょっと待っていて本当に良かった。

 今回良かったって言葉使い過ぎだと思うんだけど、めちゃくちゃ好きな作品がアニメ化してめちゃくちゃ好きなままでいられるって大変幸せなことだと思うんです。だからもう少しこの気持ちのままふわふわしていたいなって思います。いや作品内容は全然ふわふわできるものじゃないんだけど…

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