【漫画感想記】ふたりエスケープ: 2

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ひさしぶりに漫画の話。今回は最近発売されてふたりエスケープの2巻。

前巻の感想はこんな感じ

この2巻の内容も1巻と変わらず、漫画家の主人公と居候してる無職の先輩が息抜きにいろんな逃避をしていくという作品。

さて前回の延長線上で息抜きとして読むのが最高なこの作品だが、今読むともう少し違った感覚がしてきた。今回のエピソードで深夜に抜け出して、お弁当を買いに行くというエピソードがあるのだけど、今のご時勢的に深夜の営業をなかなかしてないわけで…。こういうフィクションだからこその自由さみたいなのが、今のめちゃくちゃ息苦しい空気感から解放される面があったわけで、この時期に読めてよかったなという作品だった。

もう一つ印象的だった話が夏の海でのエピソード。

オタクが作品から夏の原風景を受け取ってしまうって話があまりにもわかりすぎて良かった。そうめちゃくちゃ夏っぽいエモさは実体験よりもフィクションから受け取ったものが大きいんだよな。しかも作内で結局先輩と主人公が二人夜の浜辺で花火してる絵は美しくて、また一つ夏のエモい風景を受け取ってしまうわけだが。

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最後に

というわけで、今回は久しぶりに漫画について書いたのだけど、やっぱりこういう日常を楽しく感じられる作品はいいなと思える作品でした。

いやぁ3巻まで続いてほしいので、是非是非読んでみてください。

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