花火と記憶:となりの吸血鬼さん 7話 考察&感想

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アニメ

今回はとなりの吸血鬼さんの7話がとても良かったんですけどそのことをちょっとネタバレしつつ話していこうかと思います。

 

いろいろ話していく上でまず、となりの吸血鬼さんの魅力をちょっと書こうかと思います。

となりの吸血鬼さんの魅力

となりの吸血鬼さんの魅力、もちろんキャラクターたちのやり取りがかわいいってことはもちろんなのですが、吸血鬼と人間との関係性ってところも魅力じゃないかと思います。

吸血鬼と人間の関係性つまり吸血鬼が生きている時間のものさしだと、人間の寿命なんてあっという間だということ。このことってある種の作品にある、学生時代に同性が好きになるけど大人になって行く過程で変化していってしまうというものに近い形なんだなぁって思いながらこの作品を見ています。なんというか相似形なんだと思います。

灯がソフィーをずっと好きかもしれないけど、学生だけの関係性かもしれないし、対してソフィーにとっては人生の中の一瞬の関係性であるのかもしれない。

この儚さと尊さみたいなものが今作品のそこはかとない寂しさにつながっているんだなぁと思うわけです。

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本題の7話について

というわけでこれからは本題の7話について書いていきます。

まずはお話のおさらいから。

7話はまず夏を楽しむために灯がソフィーを海に拉致するところから始まります。とはいえ日中の海をソフィーが楽しむことができるはずもなく、すぐに帰ることになります。

そうして夏をソフィーと楽しむためにいろいろ考える灯。そこで花火を一緒に行くことを思いつく灯。その後みんな分の浴衣を作るなど全力で準備をします。そして花火をみんなで見ていく4人。

ここでのソフィーと灯の会話が印象的です。

ソフィーは花火に対してお金がかかっているのに一瞬で終わって不毛だという。対して灯は一瞬で消えても記憶に残るから不毛じゃないという。

この花火ってすごくとなりの吸血鬼さんのテーマに結びついていて、花火って長生きできる吸血鬼に対する人間なんですよね。吸血鬼にとっては花火みたいに一瞬で死んじゃう人間なんだけど、記憶には残ることができるってことを灯がソフィーに伝えているわけです。

だからこのあとに朝顔の押し花の栞を灯をソフィーに渡すシーンがあるんですよね。一番キレイなものをそのままとどめておいた押し花の栞っていうのも記憶に残った人間のメタファーですごく良い。

こういうところでとなりの吸血鬼さんの尊さというか儚さや寂しさが効いてきてすごく魅力的なのです。

そしてEDを挟んでCパート。奇しくも冒頭のように日中にさらされることとなったソフィー。ここで灯が助けにくるのですが、冒頭とは違ってすぐに帰らず、夜になるまで灯と木陰で過ごします。

花火の件から、灯と一緒にいる一瞬の時間を大切にして過ごそうと変わったソフィーの気持ちが現れてるようなシーンでした。

そう花火のシーンでソフィーの灯に対する気持ちっていうのは少し変わったのかなって思います。ずっと一緒にはいられないけど、その瞬間を大事にしていこうとするソフィーと灯。すごく寂しさもあるのだけど、とても尊い二人の関係が染み渡るそんな回でした。

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